審査員長講評

小野校区の皆様におかれましては、新型コロナウイルスの感染防止対策で、大変な日々を過ごされていることを拝察いたします。
この時期に写真コンテストを開催していいのかというお話がありましたが、写真表現は本人とカメラとの関係で成立しているところが大きいことから実施してはどうかと助言させていただきました。

人物部門

子供たちの伸び伸びとした姿を撮影した作品が多いところに、この地区の社会性が描き出されています。

風景部門

グランプリの「日常」のキャプションを読んでください。次女の誕生がこのような作品になったのだとすれば、これこそが自己表現が写真でなされた素晴らしい1枚といえます。

区長賞

各区の生き生きとした日常風景が浮かんできます。

コロナ禍の中にも関わらずたくさんの応募があり、審査員一同感謝申し上げます。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を願うとともに、来年度のもたくさんの作品が届くことを期待しております。

九州産業大学名誉教授 小河 修次(薬王寺区在住)

作品紹介

風景部門

グランプリ

「日常」

桑原 礼奈

さん

米多比

次女が生まれて4週間目、久しぶりに外に出たとき。
奇麗な夕焼けで忘れられない1枚。

準グランプリ

長旅の途中、一休み

梅谷 悦二

さん

薬王寺

秋、遠く台湾までも旅をするアサギマダラが渡りの途中、フジバカマで一休み。

入選

「奇っ怪植物 銀竜草」

渡 寿美子

さん

小山田

ギンリョウソウ
コロナでステイホームが続く中、近くの山で発見。
葉緑素を持たない寄生植物です。

入選

「我が家のふじ」

谷口 峰登

さん

米多比

玄関前で来客を喜ばしてくれる
我が家自慢のふじの花。

入選

「こりゃあ、何かいな?」

木村 俊二

さん

薬王寺

木洩れ日の行き着くところに
浮かび上がった
何とも知れない造形です。

入選

「愛宕神社の春」

梅谷 悦二

さん

薬王寺

桜の花の下にたたずむ愛宕神社の拝殿、山頂に春風が吹き渡る。

入選

「猿のこしかけ」

宮城 洋子

さん

薦野

一人用のこしかけは見たことがありますが、こんな団体用を見たのは初めて。

入選

「天日干しのある風景」

高田 修

さん

薦野

手間をかけ「もっとおいしくなーれ」の気持ちを感じた懐かしい風景でした。

入選

「春、真っ盛り」

梅谷 佐和子

さん

薬王寺

満開の水辺公園の桜、
その向こうには興山園の桜も満開、春爛漫。

入選

「スペシャルムーン」

力丸 俊二

さん

谷山

谷山から東方向を見上げて
2時間待ちの天体ショーです。

入選

「紅葉の奇麗なこと」

M.I.

さん

米多比 興山園

山の中は空気が澄んでおり
色鮮やかな紅葉も見どころでした。

入選

「いつもの春」

出口 優子

さん

薦野

もう見られなくなるかもしれない
大切な風景だったので撮影しました。

人物部門

グランプリ

「後継者育成中」

渡 菜津美

さん

小山田

田植え機練習中、やや緊張。
同乗した「助手」もいささか不安な表情。
(令和元年撮影)

準グランプリ

「小山田ハロウィン」

渡 信博

小山田

小山田子ども会、ハロウィンルック
ではいポーズ!(令和元年撮影)

入選

「盆綱 コロナで10分の1」

百本 利雄

さん

谷山

コロナの影響で綱短か―!
でも伝統はつながっています。

入選

「山林を守る」

梅谷 悦二

さん

薬王寺

先人が植林した山
その山を守り、自然を守り、水を守る人々。

入選

「タケノコ大豊作!」

渡 大樹

さん

小山田

コロナで休校が続く中、
今日はタケノコ掘りの野外実習です。

入選

「ブレイクタイム」

平岩 奈美子

さん

薬王寺

川遊び、ずっと入っていると寒くなる。
少し休憩、道の上はあったかい。

入選

ハイ、あーん!

木村 いつき

さん

薬王寺

初めての離乳食。
心配で心配でたまりません。
早く大きくなってね。

入選

「入学祈願祭」

冨永 哲夫

さん

小山田

新一年生の健やかな成長を祈る祈願祭、毎年恒例の行事です。
(令和元年撮影)

入選

「夏の始まり」

碇 佳孝

さん

米多比

夏だー!子供の思い切りはしゃげる
我が家の温水プール。

入選

「これ何だ?」

出口 優子

さん

薦野

甥っ子が嬉しそうにカタツムリを見ていたので、撮りました。

入選

「歴史文化財を守る!」

衛藤 一良

さん

谷山

史跡を守り続ける谷山農区の皆さん、草刈りご苦労様です。

入選

「自然のシャワー」

平岩 奈美子

さん

薦野 清滝

自然のパワーに負けない子供。
シャワーに打たれてストレス発散。

区長賞

薦野区長賞

「大晦日 清滝寺参道」

宮城 洋子

さん

薦野

地元の人の手で作られた灯りの行列。
大晦日の夜しか見られません。

米多比区長賞

「120発の一発」

和田 世史

さん

米多比

コロナで年間行事ができない暗い年。
でも打ち上げ花火120発でスッキリ。

薬王寺区長賞

「愛宕山から東の空を望む」

木村 真由美

さん

薬王寺

桜の葉が落ちる頃になると、
東の空が見えるようになります。

小山田区長賞

「夏祭りでコーラス発表」

渡 信博

さん

小山田

今年はコロナで夏祭り中止、残念!
去年の様子です。(令和元年撮影)

谷山区長賞

「谷山かたり隊」

白楽 和彦

さん

谷山

谷山を盛り上げたい!
という思いから始まった
毎年恒例の行事です。